ChatGPTプランの利用上限に達したあとも、Codex CLIを月額固定で使い続けるには?
ステップごとのコストを下げるAPI、たとえばStandard ComputeにCodex CLIをつなぎます。ルーターが各ステップをこなせる最も安いモデルに回し、モデルごとに価格・稼働率・速度で審査したプロバイダーを使い、障害時は自動で別のプロバイダーに切り替えるので、ChatGPTの5時間枠や週間上限なしでCodexを使い続けられます。standardcompute launch codexを実行するか、~/.codex/config.tomlにプロバイダーを追加するだけです。必要ならオプションのComplianceルールでリクエスト先を欧州または米国のプロバイダーに限定でき、Standard Computeがプロンプトを学習に使うことはありません。料金は月額$19、$39、$89、$249(米ドル)の定額で、プランごとの月間予算($20、$41、$95、$269)に達すると新しいリクエストはHTTP 402で止まるだけで、超過料金はかかりません。上限に達するのがたまにだけなら、リセットを待つかクレジットを買うほうが安く済みます。
# Codexとランチャーをインストール(最初の1回だけ)
npm install -g @openai/codex
curl -fsSL https://standardcompute.com/cli/install.sh | sh
# このセッションのCodexをStandard Computeで起動
standardcompute launch codex
base_urlは/v1で終わる必要があり、wire_apiは"responses"にします。404が出るときは、ほぼこのどちらかが原因です。model = "standardcompute"ならリクエストごとにルーティングされ、モデルを固定するならopenai/gpt-6-lunaのようなカタログのIDを指定します。ChatGPTのプランに戻すときは、ファイル先頭のmodelとmodel_providerを消してください。
ChatGPTの各プランでのCodexの上限
| プラン | 月額 | Codex CLI |
|---|---|---|
| Free・Go | $0・$8 | 対象外。Codexはデスクトップアプリのみで、GPT-6 Luna |
| Plus | $20 | 5時間枠と週間上限。5時間あたりの目安はGPT-6.1 Solで15〜160件、GPT-6 Astraで5〜45件、GPT-6 Lunaで350〜3,000件 |
| Pro | $100・$200・$500 | ほとんどのモデルで5時間枠なし。利用上限は大きくなるがゼロではない。Ultrafastは$500のみ |
| Business | 1ユーザー$20(年払い)、月払いは$25 | Plusと同じ。2ユーザーから |
件数はローカルタスクでのOpenAIの見積もりです。CLI、IDE拡張、アプリ、Web、クラウドタスクは同じ上限を共有し、Fastモードは2.5倍、Ultrafastは8倍の速さで消費します。出典:Codexの料金とOpenAIのヘルプセンター。2026年10月13日・14日時点。
Codexに「usage limit reached」と出たときの選択肢
| 選択肢 | 支払い | 止まる条件 |
|---|---|---|
| リセットを待つ | $0 | /statusに表示される時刻まで。5時間枠は最初のメッセージから再開し、週間上限は7日ごと |
| クレジットを買う | 使った分 | 購入した分まで。PlusとProで利用可 |
| Proにアップグレード | 月額$100・$200・$500 | 上限が大きくなるだけで、上限はある |
| OpenAIのAPIキー | トークン従量課金。100万トークンあたりGPT-6.1 Solは$2・$10、GPT-6 Lunaは$0.10・$0.50(入力・出力) | 自分で設定した支出上限と利用ティアの上限(Buildは月$500)。時間枠はなし |
| Standard Compute | 月額$19、$39、$89、$249 | プランの月間予算。100%でHTTP 402。5時間枠・週間上限なし |
OpenAI APIの料金は272Kトークンまでのプロンプトの場合で、2026年10月14日に確認。Standard Computeの支払いはStripe経由の米ドル建てです。
定額の予算でCodexをどれくらい使えるか
Agent Burn Index(2026年9月14日〜10月13日。OpenCode、Kilo、Clineなどの通信で、Codex CLIのものではありません)による、コーディングエージェントを使う1日の定価ベースの費用を20営業日分にしたものです。プランの予算は、各モデルの定価で差し引かれます。
| 使い方 | 1日 | 20日 | 足りるプラン |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Luna、普段の日 | $0.23 | $4.60 | Starter, $19 |
| GPT-6 Luna、負荷の高い日(上位10%) | $2.43 | $48.60 | Standard, $89 |
| Claude Sonnet 5.5、普段の日 | $3.67 | $73.40 | Standard, $89 |
| Claude Opus 5.5、普段の日 | $7.34 | $146.80 | Pro, $249 |
カタログにあるこの系統で最も強いGPT-5.6 Solは100万トークンあたり$5・$30なので、Solに固定した日はLunaよりずっと多く予算を使います。モデルをstandardcomputeにすると、ルーティングが日常的なステップを効率のよいモデルに回すため、同じ予算が長く持ちます。
Standard ComputeでCodexを使うと変わること
- Codex CLIがカスタムプロバイダーと通信するのはOpenAIのResponses APIだけです。Standard Computeは/v1/responsesでこれに対応しています。
- カタログには、フロンティアモデルのClaude Fable 5.1とGPT-6 Astraのほか、GPT-6 Luna、GPT-5.6 Sol・Terra・Luna、Claude、Gemini、DeepSeek、GLM、Qwen、Kimiも使えます。バージョン0.161.0からCodex CLIの標準モデルになったGPT-6.1 Solはありません。standardcomputeのままにするか、別のカタログIDを指定してください。
- ランチャーを使うと、/modelでStandard Computeの全モデルが一覧され、セッションの途中でも切り替えられます。Codexの組み込みWeb検索はオフになり、サンドボックスと承認の設定は変わりません。
- キーごとに1分あたり300件(Starter)、600件(Economy)、1,000件(Standard)、2,000件(Pro)までのリクエストを受け付け、それを超えるとRetry-Afterヘッダー付きのHTTP 429を返します。
- このセッションはChatGPTプランの上限を消費しません。プランの枠はリセット後にまた使えます。
注意点
予算は本当の上限です。使い切ると、Pay as you goをオンにしない限り、次の更新まで新しいリクエストはHTTP 402で止まります。Plusの上限にたまにしか達しないなら、リセットを待つかクレジットを買うほうがどのプランより安く、Plus($20)にはChatGPT本体も付いてきます。ここではGPT-6.1 SolとCodexの組み込みWeb検索は使えません。また、OpenAIの数字は見積もりで、よく変わります。2026年9月には、$200のProが新規加入者向けに小さい枠で再販売されました。
Standard Computeが向いている使い方
Standard Computeは、タスクあたりの支出を減らすためのAPIです。モデルをstandardcomputeにすると、各ステップをこなせる最も安いモデルに回します(GPT-6 Lunaから、フロンティアモデルのClaude Fable 5.1やGPT-6 Astraまで)。モデルごとに、価格・稼働率・速度で審査したプロバイダーを使い、障害時は自動で別のプロバイダーに切り替えます。オプションのComplianceルールでは、キー、チーム、会社単位でリクエスト先を欧州、米国、またはその両方のプロバイダーに限定でき、その場合はすべてのリクエストでプロバイダー側のデータ保持ゼロと学習なしが必須になります。Standard Computeがプロンプトを学習に使うことはありません。OpenAI互換(CodexのResponses APIを含む)とAnthropic互換で、料金は月額$19、$39、$89、$249(米ドル)の定額、超過料金はありません。独立したAPIサービスなので、ChatGPTは含まれません。
よくある質問
Codexの利用上限に、作業の途中でまた引っかかりました。ChatGPTのプランとは別に、Codex CLIからそのまま使える月額固定のAPIはありますか?
あります。Standard ComputeはCodex CLIがカスタムプロバイダーに求めるResponses APIに対応しています。standardcompute launch codexで起動するか、~/.codex/config.tomlにbase_url = "https://api.stdcmpt.com/v1"とwire_api = "responses"のプロバイダーを追加します。料金は月額$19、$39、$89、$249(米ドル)で、5時間枠も週間上限もなく、作業の途中で止まるのは月間予算を使い切ったときだけです。そのときもHTTP 402で止まるだけで、超過料金はかかりません。
Codexの残りの枠と、リセットの時刻はどこで確認できますか?
Codex CLIで/statusと入力するか、chatgpt.com/codex/settings/usageを開きます。Plusの5時間枠は、閉じたあとの最初のメッセージから再開するので決まった時刻はなく、週間上限は7日ごとにリセットされます。
無制限ですか?
いいえ。決まった金額で、決まった計算予算(プランにより$20、$41、$95、$269)を買う仕組みです。なくなるのは5時間枠と週間上限で、予算を使い切ると次の更新まで新しいリクエストはHTTP 402で止まります。追加料金はかかりません。
乗り換えると、ChatGPTのプランはどうなりますか?
そのまま残ります。ランチャーはそのセッションのCodexのプロバイダーを変えるだけで、config.tomlならmodelとmodel_providerを消せば元に戻ります。プランはChatGPTで引き続き使え、Codexでもリセット後にまた使えます。
円で支払えますか?
支払いはStripe経由のカード決済で、米ドル建てです。円での金額はカード会社の換算レートで決まります。会社用ワークスペースでは、キーごとにプランを割り当て、会社名・住所・税IDを記載した請求書が毎月発行されます。