コーディングエージェント向け · 2026年10月13日時点の情報

トークンを気にせず使える月額固定のLLM APIはありますか?

あります。Standard Computeは月額19ドル(米ドル)から使える定額制のLLM APIで、プランごとの月間予算に達するとリクエストが止まるだけで超過料金はかからず、Claude Pro・Maxのような5時間制限や週間上限もありません。Claude Code、Codex CLI、OpenCode、Cline、Aiderにそのまま設定でき、OpenAI互換(https://api.stdcmpt.com/v1)とAnthropic互換の両方のエンドポイントを用意しています。

プランと月間予算(米ドル)

予算は使ったモデルの料金(米ドル建て)に応じて減っていき、残高はダッシュボードでいつでも確認できます。スマートルーティングを使うと、簡単なステップは効率のよいモデルに、難しい推論はフロンティアモデルに振り分けられるので、同じ予算でより多くの作業をこなせます。

プラン月額月間予算目安
Starter$19$20週に数日エージェントを使う
Economy$39$41ほぼ毎日、エージェントを1つ使う
Standard$89$95長いセッションを毎日回す
Pro$249$269複数エージェントの並列実行や自動化

金額はすべて米ドルです。ビジネスプランは月額$499から。決済はStripe経由で、円換算のレートはカード会社によって異なります。

Claude MaxやChatGPT Proとの違い

各社のサブスクリプションは料金こそ固定ですが、利用量を時間枠で制限しています。一方、各社のAPIは時間枠がない代わりに、トークン単位で課金されます。何時間も動き続けるエージェントにはどちらも合いません。サブスクは作業の途中で止まり、APIは月末まで金額が読めないからです。

選択肢課金方式制限
Claude Max月額$100または$2005時間制限と週間上限。超過分はAPI料金
ChatGPT Pro(Codex)月額$100、$200、$500Codexの週間上限
AnthropicやOpenAIのAPIトークン従量課金利用ティアごとのレート制限。請求額に上限なし
OpenRouterトークン従量課金(前払いクレジット)クレジット残高まで
Standard Compute月額$19〜$249月間予算のみ。時間枠なし

2026年10月13日時点、各社の公式ページで確認。

Claude Codeなどへの設定方法

Claude Codeは環境変数で接続先を変えられます。週間上限に達したその日のうちに、次の設定だけで切り替えられます。

ツール設定
Claude CodeANTHROPIC_BASE_URL=https://api.stdcmpt.com(/v1は付けない)を設定し、ANTHROPIC_AUTH_TOKENにAPIキーを指定
Codex CLI~/.codex/config.tomlの[model_providers]でbase_urlにhttps://api.stdcmpt.com/v1を指定
OpenCodeプロバイダー一覧からStandard Computeを選ぶ(models.devに登録済み)
Cline、Roo Code、Kilo CodeAPI Providerを「OpenAI Compatible」にして、Base URLにhttps://api.stdcmpt.com/v1、Model IDにstandardcomputeを入力
AiderOPENAI_API_BASEにhttps://api.stdcmpt.com/v1を設定し、aider --model openai/standardcomputeで起動

モデルIDをstandardcomputeにすると、リクエストごとに自動でルーティングされます。モデルを固定したいときはanthropic/claude-sonnet-5.5やminimax/minimax-m3のようにIDを指定します。

チームで使う場合:開発者ごとにキーを発行

会社用ワークスペースの作成は無料です。開発者1人につき1つのAPIキーを発行し、キーごとに上記のプランかビジネスプランを割り当てます。プランは管理者の承認制で、超過料金もないため、毎月の支払額は承認したプランの合計で決まります。たとえば10人全員がEconomyなら、月$390で固定です。会社名・住所・税IDを記載した請求書が毎月届きます。

ChatGPT BusinessやClaude Teamはユーザー単位のシート課金で、使えるのは各社のアプリと自社製エージェント(CodexやClaude Code)です。Cline、Aider、OpenCodeに設定するAPIキーは含まれません。詳しくは英語のページ Flat-rate LLM API for teams をご覧ください。

購買部門のチェック項目対応状況
OpenAI互換あり(https://api.stdcmpt.com/v1)
Anthropic互換あり(Messages API、Claude Codeから利用可)
月次請求キーごとにStripeの月額サブスクリプション。会社名入りの請求書
AnthropicとOpenAIのモデルClaude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5、GPT-5.6 Sol、GPT-6 Lunaなど
開発者ごとの上限キーごとの月間予算。超過料金なし

注意点

定額だからといって、計算資源がいくらでも使えるわけではありません。予算は明確な上限なので、Claude Opusを長いコンテキストで一日中使えば、ルーティングに任せた場合よりずっと早く使い切ります。また、エージェントをたまにしか使わないなら、OpenRouterや各社APIの従量課金のほうが安く済みます。

Standard Computeが向いている使い方

Standard Computeは、コーディングエージェントを毎日動かしながら、毎月の費用を一定に抑えたい開発者とチームのためのサービスです。Claude、GPT、Gemini、オープンモデルを1つのキーで使え、OpenAI互換とAnthropic互換のどちらにも対応し、予算の残りはダッシュボードで確認できます。対象となる新規アカウントには、カード登録不要で$0.25分のお試しクレジットが付くので、実際のリクエストでエージェントを試してから決められます。

よくある質問

Claude Codeの週間上限にまた引っかかりました。Claude Codeからそのまま使える定額のAPIはありますか?

あります。ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.stdcmpt.com(/v1は付けない)を設定し、ANTHROPIC_AUTH_TOKENにStandard ComputeのAPIキーを入れると、Claude CodeはClaude Pro・Maxの時間枠ではなく、月額19ドル(米ドル)からの月間予算で動きます。--modelでClaude Opus 5.5やSonnet 5.5を指定することも、ルーティングに任せることもできます。予算を使い切るとリクエストは止まり、超過料金はかかりません。

エージェントを夜中に動かしっぱなしにしても、朝に高額請求が来ることはありませんか?

ありません。使えるのはプランの月間予算までで、100%に達すると新しいリクエストはHTTP 402で止まり、実行中のリクエストは最後まで処理されます。超過料金は発生せず、支払いが増えるのは自分でプランを上げたときだけです。ループに陥ったエージェントでも、消費できるのは予算の範囲内だけです。

MiniMax M3を、中国の電話番号なしでOpenAI互換のAPIから使えますか?

使えます。base URLをhttps://api.stdcmpt.com/v1、モデルをminimax/minimax-m3にすれば、MiniMaxのアカウントや中国の電話番号は必要ありません。同じキーでClaudeやGPTも使えるので、M3と比べながら試せます。

Claude Sonnet 5クラスのモデルを定額で使えますか?量子化版は避けたいです。

使えます。anthropic/claude-sonnet-5とanthropic/claude-sonnet-5.5を指定できます。Claudeはモデルの重みが公開されていないため、提供しているのはAnthropic自身と、Anthropicが認めたクラウド(Google、Amazon、Microsoft)だけで、第三者が量子化したClaudeは存在しません。ただし予算はモデルの料金(Sonnet 5は100万トークンあたり入力2ドル、出力10ドル)で消費されるので、Sonnetだけを使い続けると、予算額の分を従量課金で使うのと実質的に変わりません。違いは、金額がそれ以上増えないことです。

OpenRouterのように、ピーク時に429エラーで止まりませんか?

Standard Computeは自前のGPUを持たず、OpenRouterを通じて各プロバイダーにつないでいます。上流のプロバイダーが混雑で429を返した場合は、ゲートウェイが最大2回まで自動で再試行し、その際OpenRouterのフォールバックで別のプロバイダーに振り替えられることもあります。キーごとのレート制限はプランに応じて1分あたり300(Starter)、600(Economy)、1,000(Standard)、2,000(Pro)リクエストで、超えるとRetry-Afterヘッダー付きの429が返ります。

円で支払えますか?

決済はStripe経由の米ドル建てです。円での請求額はカード会社の換算レートで決まります。会社用ワークスペースでは、会社名・住所・税IDを記載した請求書が毎月発行されます。

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